FF7リメイク クリア後レビュー

『FF7リメイク』のプレイ後の感想をどこかで書きたくなってしまい、ブログを立ち上げてしまいました。普段はYouTubeに細々とゲーム動画を上げています。

ゲームをクリア後に感想を綴ってみたのですが、ネタバレや個人的な考察も含まれるかと思いますのでご了承の上お読み下さい。

【ファイナルファンタジーVIIリメイク　実況プレイリスト＠Bluelover_games】

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発売日4月10日からプレイ開始し、ノーマルでクリアまで40時間ほど遊びました。

まるで何本もの長編映画を連続で見ているような感覚で、突っ走るようなプレイ体験でした。

感想は正直、これほどまでに感激したゲームは過去ないかもしれません。最高でした。

クスッと笑えるシーンも健在で、感情を揺さぶるシーンもたくさんありました。
もちろん原作も非常に大好きでしたが、それを遥かに上回る感動と、破壊力がありました。

何が凄いって、魅せ方がとにかく上手く素晴らしいの一言。

演出（キャラの解釈や表現）が一新されていて、非常に良かったです。

FF7は確実に自分の人生で最も特別で大好きな作品です。

プレイ中、何度スクエニさんありがとう、プロデューサーの北瀬さん、開発のみなさんありがとうと感謝したかわかりません。

23年前の思い出が美しく蘇り、ムービーがいちいち素晴らしく感動しっぱなしでした。
序盤からサントラが欲しくなるほどの素晴らしい音楽と、グラフィック、キャラデザイン、ゲームシステム、バランス、シナリオ、演出、どれを取っても、最高のFF7を今プレイしているんだ～と言う感覚に浸ることができました。

さすがに23年前は小学生。

原作の細かい設定や流れなどはうろ覚えだったので、途中ストーリーやバックグラウンド設定など（CCFF7やFF7ACCなど含め）、改めて読み調べながらプレイしました。
原作のプレイ経験はもとより、FF7関連作品のすべてのお話を予め知っていた方がより深く楽しめると思います。（特にキャラクターの感情表現の面で）

しかし今回はフィーラーという23年前の原作にはなかった特殊な設定が加えられています。

このおかげで原作未プレイでも原作の流れがある程度はわかると言う仕組みになっています。(これは新規のユーザーに配慮しているとも言えるかもしれません。結果、作品に深みもでて素晴らしかったと思います。)
序盤では何だかよくわからない物体ですが、終盤にかけて意味がわかってくるようになり、最後には”新生”FF7を構築する上での重要な要素を占めていることに気付かされます。

あえて”新生”と書いたのには、以下の理由があります。

今回、原作を忠実になぞったのはミッドガル脱出までに起きた出来事で、脱出後のストーリーは新たに作っていく（未来がクラウド達の意志で変えられるかも）という新しい展開になっています。

原作をより良く生まれ変わらせるんだ、という制作陣の思いを感じたのでそう書きました。

おそらく今後も原作通りの未来が起きる可能性はない事もないわけですし、大幅に何かが変わるとは思っていませんが、主にクラウドの精神的な変化にスポットが当たっていくのではないか、と思いました。（原作とは少し別の方向性で）

クラウド次第で未来は変えられるのではないかということです。

原作通りの未来を死守しようとするフィーラーを倒したことで、もっと今までに無い、強いクラウド、精神的弱さに立ち向かおうとする芯の強いクラウドが見られるのでは？と勝手に期待しています。

今回の新生FF7は、ただの原作リメイクではなく、過去の全FF7関連作品（小説等も含め）を統合してリメイクされているようですので、より重厚なストーリーとなっていました。

そこが最大のポイントで、プレイして初めて分かったことです。ただの作り直しではなかったのです。
フィーラーを倒してしまった今、もう未来がどうなるかわかりません。

たとえ原作と同じような事が起こったとしても、対処法が変わってくるのでは無いかと思います。

それには意志の強いクラウドが必要になってくるわけで、いつまでも原作のような精神状態のクラウドでは話がかみ合わなくなっていくのでは？

次回作以降は、より精神面で成長していく姿が見たいです。

今作はキャラクターの心情が相当細かく描写されていましたが、表情や声の繊細な表現は本当に素晴らしかったです。
今回謎を残したままの部分も、次回以降深掘りされていくのが楽しみです。

ストーリーに関しては、クリア後いろいろ考えていても本当に素晴らしいものだったなと感心しています。
あくまで原作は原作で完全なFF7であって、今作もFF7としては歪曲せず完全であり、新しい解釈の、前向きなものになっています。

キャラクター分岐で発生するイベントなどもありましたが、それぞれがキャラの設定を歪めない形で、あくまでストーリーを補完する目的で作られていました。
エアリスとティファのどちらかを選ぶかのような、恋愛ゲームを模したような部分もありましたが、これもあくまでファンを楽しませるための演出の一部であり、キャラの設定は壊されていませんでした。

しかし、ティファへの愛情表現や関係性などの描写はなかなか特別で、深いものがありました。

クラウドの過去（本来のクラウドの性格と背景）を踏まえた上で見たほうが一つ一つのシーンの重みがより理解できるかもしれません。 

エアリスは今後どうなっていくのか見ものですね。

少なくとも生存の可能性が出てきた今、原作を思うと複雑な心境ですが、このFF7リメイクは全く新しい可能性を秘めていますから、可能なら幸せな方向に行ってほしいです。

とにかくシナリオが丁寧に作られているので、最後までちゃんとFF7でしたし安心してプレイすることができました。セリフの一つ一つがどれも深く練られていて、全てストーリー上重要な意味を持たせているあたり、さすがだなと思いました。

ざっとここまで長々と書きましたが、このミッドガル脱出までは完全なるFF7であり、今後もストーリーをさらに分厚く補完しながら、新生FF7を堪能することができるでしょう。
最終的にはどうなるかわからない、結末が未知数なFF7リメイク＾＾
今後の展開が非常に楽しみです。

改めて2020年にFF7リメイクという、壮大な作品を世に出してくれたスクエニさんには大感謝しかありません。ありがとうございます。

楽しみに次回作（続き）を待ちたいと思います＾＾

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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ファイナルファンタジーVIIリメイク

【個人的満足度】★★★★★★★★★★（10/10）

 

 

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